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ゆめにっき時々ぽえま~

ゆめ 2

やり場のない熱を逃がすために真夜中に外に出た。月も星もない暗い夜だった。家を出て坂を下っていくと、反対側の道路を誰かが歩いている。下った先には竹やぶに囲まれた公園がある。やけに明るい街頭が一本だけ立っている。不気味だ。公園の向かいにある家の側に停まってた車が動き出した。こちらに用は無さそうだが、なんとなく怖くてその場を後にした。人より怖いものはいないけどさすがにこんな日はおばけもこわいと思いながら真っ暗な道を引き返す。坂を登っていると自転車一台と歩いている人一人とすれ違った。とくに何もないまま家に着いた。手は洗わなかった。