꒰๑ ᷄ω ᷅꒱

ゆめにっき時々ぽえま~

ゆめ 5

私は病気で、病院に行った。
丸くて大きめの薬二種と粉一種、薬虫薬とかいう一種をもらった。

朝。私は家から会社?学校?に通っている。
家は同い年くらいの子供が何人か住んでる。民宿みたいな造りの家だが、施設だった。
私にひどいことをしてきた母はすっかり反省しており、私を家から駅まで送ったあと、電車を乗り換える駅まで一緒に乗った。

私は毎朝お風呂に入り、びしょびしょの状態で最寄りの駅に行き、服を着る。
精気のないガラガラの電車を乗り継ぎ通勤?している。
家に帰ってからは近所の工場の倉庫?研究所に行く。各部屋に私の薬がおいてあるので、4つの建物をまっすぐ行き来する。部屋の一つ一つを回って薬を回収して呑む。

そんな毎日だ。


ある日の朝母親になにか腹のたつことを言われ、びしょびしよの状態で駅に行き、電車の中で服を着て髪を拭いた。案外誰も見ないものだった。



私は消したいものを消してしまえる能力があって
その日は母親の連絡先を消し、あとからセンター試験の読みが外れてテレビで謝罪している教師の家のダイニングチェアを一つ消した。
またその時のテレビのニュースで、
ナントカカントカって会社がやばい会社なのを知った。ネットで調べてみると、何を企んでるかわからない会社で、私が薬をのみにいく工場も、何かたくらんでいる可能性が高いから気を付けた方がいいとのことだった。

私は工場に行った。一つ目、二つ目、三つ目の棟を回り、そもそもなんで薬が別々のところに置いてあるんだろうと不思議に思った。
棟と棟を繋ぐ渡り廊下に寝そべり、水がながれる音を聞いた。
もしかして、水の音で何かを聞こえなくさせているのかな。

4つめの棟が少し怖く感じた。
真っ暗でなにも見えない。電気をつけるといつものように入り口のすぐそばの床に薬はあった。寝そべり、薬の箱に書いてある文字をよくよんでみた。
なんとなく呑まない方がいい気がして、その日は薬を呑まなかった。