꒰๑ ᷄ω ᷅꒱

ゆめにっき時々ぽえま~

ゆめ 22

むしゃくしゃしている、そしてそれは電車を爆破させることでスッキリする。

一発目は不発だった。
このまま誰にも言わずに黙っていれば、メトロを爆破しようとしたことなど誰も知る由がなかったのだが、私にはもう我慢ができなかった。私は核爆弾を地下の駅員室にしかけた。友人にそれを目撃されており、この子ごと死んでも構わないはずだったし、教えてやるつもりじゃなかったのだが、逃げろ!◯◯メートル離れろ!!と叫んだ。電車が爆発する。友人に怒鳴る。「おい。必ず私がやったことを言えよ」友人は「わかってるよ」と言った。

これからどうしようと思った。

でもスッキリした。

実は電車爆発の前に盗みもやった。

「良い子だね」と言われて育った反動が来てしまったのかもしれない。

家に帰ったが、忘れ物を取りに再び駅へ。ウィンドブレーカーのフードを目深に被っていたが途中、弟に会い、「まじか」と言われた。どこかに貼られた犯人の絵と私の顔が一致したからだろう。

スッキリはした。

怪我人がいなくてよかった。

でもこれからどうすればいいのか。

忘れ物を取りに行く道の途中、私を信用してくれている人達の顔を思い浮かべた。会社のことも。

こわくなって、身震いした。